Mashup Sound

サンプリング・コースについて

本来「サンプリング」とは、楽器のフレーズや音色を機材に録音し、音色として利用することを言います。しかし現在では、過去の楽曲の演奏やフレーズを、自分の楽曲の一部として取り入れるための手段として、サンプリングが使われるようになりました。
例えば、ドラムパートには古いソウルの曲からイントロのドラムブレイクを、ベースパートにはジャズの曲からベースソロの一部を、バッキングパートにはファンクの曲からカッティングギターをといったように、高度な知識や演奏の技術がなくても、まるで音楽のパズルを組み立てるように、自分の曲にクオリティの高い演奏や音楽性を取り入れる事ができます。
以前は一部のジャンルに特化したマイナーな制作方法でしたが、最近ではオリコンにチャートインするような楽曲にもサンプリングが積極的に使われるようになり、音楽の世界では広く市民権を得た制作方法になっています。

サンプリング・コースでは、スタジオに用意してあるレコードや素材集から取り込んだ「ネタ」をもとに、トラック制作の基本的な方法から、「ネタ」の組み換えやグルーブの出し方などワンランク上のテクニックまで、サンプリングミュージックの制作に重点を置いたレッスンをしていきます。
また、MPCを使ったトラックメイキングやビートメイキングについても、合わせてレッスンをいたします。

DJミキサーとアイソレーター Urei 1620 Vestax DCR-1500

サンプリング・コースの主なレッスン内容

  1. サンプルやネタ選び
  2. サンプラーの基本的な使い方
  3. ターンテーブルを使ったサンプリングのテクニック
  4. ループポイント、エンベローブ、マッピングなどの基本設定
  5. サンプルのチョップ
  6. サンプルの組み換え
  7. フィルターを使ったサンプルの摘出
  8. ビートメイキング
  9. サンプル同士のピッチやテンポ合わせ
  10. サンプルの加工やエディット
  11. シーケンスの打ち込み
  12. サンプルのエディット、打ち込みによるグルーヴの出し方

サンプラー Akai MPC4000

サンプリング・コースの主な使用機材

  • Native Instruments BATTERY 3

    サンプリング・コースでは、サンプリング作業に必須となるサンプラーとして、Native Instruments社のソフトサンプラー、BATTERY 3を主に使ってレッスンをいたします。
    優れたインターフェースと操作性で、サンプラーの基本的な使い方を理解するには最適なソフトウェアです。

  • Propellerhead ReCycle

    サンプルのチョップや組み換えのレッスンでは、サンプルのスライス作業で定番のソフトウェア、Propellerhead社のReCycleを使います。
    手間のかかる編集作業は、複雑な操作をすることなくほぼ自動で行われますので、初心者の方にも使いやすいソフトウェアです。

  • AKAI MPC4000

    最近のトラック制作では、PCをメインに使うのが主流となってきましたが、MPCなどのハードウェアサンプラーも、一台完結の手軽さと直感的な制作ができることから、いまだに多くのクリエーターが愛用し、特にヒップホップなどを制作する上では重要なツールとなっています。
    そのため、レッスンではPCに加え、業界標準のAKAI MPC4000も積極的に活用しておりますので、PCが苦手なハードウェア派のユーザーの方にも、安心して受講していただけます。