Mashup Sound

ミキシング・コースについて

「ミキシング」と呼ばれる音のバランス、定位を整える作業は、どのジャンル、音楽形態においても避けては通れない制作の最終工程ですが、どちらかというとノンクリエイティブで地味な作業で、音楽性には深くかかわらないと思われている方が多いかもしれません。
しかし近年では、レゲエやダブに代表されるように、リアルタイムなミキサー操作が生み出すサウンドが一つの制作手法として認知され、音響・空間デザインにいたっては、ディレイやパンニング、逆相などが積極的に使われるようになりました。
現在、ミキシングによる行為は、本来の目的から、より音楽制作の領域まで踏み込んできていると言えるでしょう。

そこでミキシング・コースでは、ミキサーの使い方やミキシングの基本的なノウハウはもとより、トータルバランスのコントロールだけにとどまらない、積極的なエフェクト処理、ギミック的なミキシングなど、サウンドメイキングやアレンジの域まで踏み込んだテクニックにも重点を置いたレッスンをしていきます。

エフェクターやアウトボード Eventide Eclipse Lexicon PCM91 TC Electronic M3000

ミキシング・コースの主なレッスン内容

  1. ミキサーの基礎知識や使い方
  2. AUX、BUSなどミキサーのルーティング
  3. プリ、ポスト、インサートなどエフェクターへのセンド・リターン
  4. レベルや定位決め
  5. コンプによるレベル補正
  6. EQによる帯域調整
  7. リバーブやディレイによる空間処理
  8. サウンドメイキングとしてのエフェクターの使い方
  9. 位相を応用したエフェクトテクニック
  10. ミュート、フェーダーなどのミキサー操作で構築する楽曲構成
  11. ダブ処理など楽曲の中でのギミック的なミキシング
  12. オートメーションの書き込み
  13. 音圧の調整やマスタリング

コンプのレベルメーター Universal Audio 1176LN

ミキサーのフェーダー YAMAHA O1V

ミキシング・コースの主な使用機材

  • MOTU Digital Performer

    ミキシング・コースでは、ミキシングの基本をマスターするために、MOTU社のDigital Performer 5を使います。
    MIDI編集を得意とするソフトウェアですが、総合DAWアプリケーションとして充実したミキシング機能を備えています。

  • Waves プラグイン

    コンプやEQ、リバーブなどのエフェクターのレッスンでは、Digital Performer純正のプラグイン以外にWaves社のプラグインも使います。
    特に、サードパーティ製のプラグインならではの専門的な機能を使った、より高度なエフェクターの使い方は、マスタリングの作業で役立ちます。

  • Universal Audio、Lexicon、Eventid、TC Electronic 各社アウトボード

    ミキシング・コースでは、スタジオに常設しているUniversal Audio 1176LN、Lexicon PCM91、Eventide Eclipse、TC Electronic Finalizer 96K、Roland SDE-3000などの定番、かつ標準的なハードウェアも随時使用しながらレッスンをしていきます。
    分かりづらいミキサーやエフェクターの仕様は、ソフトウェア上のバーチャルな画面情報より、ハードウェアや実機の方が具体的に理解していただけます。